ホストを辞めるとどうなるのか?という疑問を解消する記事です。夜職はリターンが大きい分、ハイリスクな仕事です。ハイリスクの1つに仕事をやめればどうなるのか?という疑問があると思います。
結論から言うと、ホスト後の仕事は大きく分けて3つです。
昼職復帰
独立開業
違う役職に就く
それぞれの特徴に関して考察をしていきます。
ホストの引退後その1 売れなければ昼職復帰
一番多いのはホストを辞めて昼職で働くパターンです。
ホストは上位10%ぐらいしかメリットを感じられる給料を稼ぐことができないので、残りの90%の方は昼職に戻ることが多いです。
水商売が長ければ長いほど昼職の復帰は難しくなります。職務経歴書にホストと記載があれば、採用をしない会社があるからです。
年齢が20台後半、30台前半になれば職業の幅もかなり狭くなります。
しかし、デメリットばかりではありません。
昼職でも職務経歴を気にしない、水商売をプラスに捉えてくれる経営者が必ずいます。つまり、職の探し方が非常に大切になってきます。
ホスト後におすすめの仕事は大きく分けて3つです。
1 歩合給が多い営業職
歩合が高い営業職は「不動産関係」「光回線関係」「リフォーム関係」「HP制作関係」など。
特に資格がなくても求人を募集している会社が多く、ホスト上がりでも採用してくれる企業が多くあります。
後は面接の対応力で十分に仕事に就ける可能性があります。夜職を頑張る気合いを持っている方は昼職でも給与が高い営業職がおすすめです。
2 ベンチャー企業
創業数年以内のベンチャー企業なら経歴関係なく採用してくれる会社が多いです。起業をしやすい社会になっているので、探せばベンチャー企業はたくさん出てきます。
営業職は嫌だという方でも、他の職種をベンチャー企業で探すのがおすすめです。
3 ホスト以外の水商売
キャバクラのボーイ、風俗の男性スタッフなど。夜職から夜職ならスムーズに転職できることが多いです。
店長、幹部に入れば月収40万円以上稼ぐことも可能です。
ホスト経験があれば、女性との接し方やマナーがあるので、比較的プラスに捉えてくれる会社が多いです。
ホストをしても昼職で働ける
結論から言うとホストをしても昼職で働くことは十分に可能です。人が足りていない会社が多いので、面接の数が多ければ多いほどチャンスがあります。
また、どうしても受からない場合でも「派遣」で日銭を稼ぎながら、「就職活動」することもできます。
正社員で受からない場合は、まずはアルバイトで採用されてから結果を残せば「正社員」として採用してくれるところもあります。
就職氷河期ならまだしも、今はホストからでも十分に社会復帰できる世の中です。
ホストの引退後その2 売れっ子ホストは独立
資金力があるホストは起業する場合が多いです。ホストを完全独立でお店を出す人は少ないですが、フランチャイズを利用して親会社のグルーに入れてもらい独立することも可能です。
水商売業界は完全独立をするよりも、グループ会社に属することが比較的安全に経営をすることができます。(完全独立をする方も中にはいます。)
ホスト以外でも下記の職業で起業する方が多い
キャバクラ
ガールズバー
普通のバー
飲食店
知名度が高く、資金があれば独立をして自分のお店を持つことも1つの方法です。かなり限られた人だけの話です。
ホストの引退後その3 グループで違う仕事に就く
今はホストの引退後の役職を用意しているグループも多いです。プレイヤーではなく、広告担当、育成、内勤、幹部、統括、など。
要はホストのプレイヤーとして働くことはなくても、グループ内で別の仕事に就くパターンです。
最近の流れとして、プレイヤー後の仕事も提供できる組織作りをされているオーナー様が非常に多いです。
少し昔ならプレイヤーを辞めれば、独立するか辞めるか。の2択だけでしたが、現状は変わっています。
だからこそ「働くホストクラブ」は非常に大切です。
しかし、辞めれば全員に用意されているポジションではなく、周りからの評価、お店への貢献度が非常に大切です。
あくまでも結果を残した人、頑張った人に対するサポートであり、全員に用意されているポジションではありません 。
ホスト引退後の仕事に関する考察
いかがでしたか?ホストを辞めた後の仕事に関して解説をしてきました。水商売を経験しても十分に昼職復帰は可能です。
しかし、コンプライアンスを気にする大企業、有名企業への転職は難しくなります。
ホストの仕事はハイリスクハイリターンの仕事ですが、仕事に関しては自分次第で幾らでも復帰が可能です。