【はじめに】ホストの体験入店は店舗によって違う
基本的にホストの体験入店の流れは下記のイメージです。
簡単に履歴書を書く
面接担当者と話をする
自己紹介をする
お店の簡単な紹介
実際に働いている人とコミュニケーション
店舗によってはお客様の席に着くことも
テーブルマナーは入ってからのお店が多い
それでは下記に各ポイントを解説していきます。
①面接(簡単な自己紹介)
面接で基本的に聞かれるポイントは以下の通りです。
面接で合否が決定するわけではありませんので、質問に対しての回答はがちがちに固めておく必要ははありませんので安心してくださいね。
1 なぜホストクラブで働きたいのか?
良くある無難な回答は下記のとおりです。
- お金を稼ぎたい
- モテたい
- ホストに憧れている
- 有名なホストになりたい
- お金を稼いで○○をしたい
2 なぜこのお店を選んだのか?
良くある無難な回答
- ○○というサイトで興味を持ったなど、、
- その店の有名ホストの方の名前を挙げるなど
何故興味を持ったのかを明確にしておきましょう。
3 働ける頻度(レギュラーかバイトなのか)
働く頻度というのは、お店から合否を決定する上での重要ポイントとなります。(バイトでも募集しているのか、レギュラーのみ求めているのかなど)
面接のときに嘘をつくと後々面倒なことになりかねないので、
自分が本当に働ける範囲で申告することが大事です。
4 どんなお店で働きたい?
- 働きやすいお店
- 暴力がないお店
- 新規が多いお店
- チャンスが多いお店
- ホストの意識が高いお店
など、あなたの思いを伝えましょう。
5 他のホストクラブの体験入店に行ったか?今後行くか?
本当のことを伝えましょう。
採用に影響するわけではありません。
6 稼いだらどんな人になりたい?
- 良い時計を買いたい
- 良い家に住みたいなど
- 親に親孝行したい
- 影響力のあるホストになりたい
など
7 将来の夢は?
- 社長
- お金持ち
- 独立したい
- 起業する
など
補足【ホストの面接官が知りたいこと】
ホストの面接官が知りたいことはかなりシンプルです。
- 働く気があるか?
- 働くなら本気でホストとしてやる覚悟があるか?
- どんな人物か?(最低限の礼儀があるかどうか)
です。
基本的にホストクラブは来るもの拒まず、去る者追わずの業界ですが、最近では誰でも合格するお店が少なくなっています。
中途半端な人間、やる気のない人間が入れば、他の従業員にマイナスの影響を与えてしまうからです。
「やる気」を伝えることができれば働ける場合が多いです。
②店側からの説明(給与・システム・客層など)
次にお店側からの紹介があります。
- お店のルール
- 給与体制
- 新規顧客の状態
要はどんなお店で、どんな人が働いていて、求めている人物像、事例などを詳しく教えてくれます。
ここで絶対に守るべきホストのルールについて教わることが多いです。
例えば
※爆弾行為=他のホストを指名している女性を奪うこと
※無断欠勤=罰金を取るお店もある
※お客様の職業は聞かない=水商売の基本。職業を言いたくないお客様がいるため。
など
③空いている従業員(ホスト)とお話をする
最近では実際に働いている従業員とコミュニケーションを取らせるお店が多いです。
実際、在籍ホストからの話は説得力もあり、温度感が伝わりやすいためです。
面接時(営業前)に話すこともあれば、体験入店の時(営業中)に、空いているホストとお話をすることも。
この時にどんな人が働いていて、どんなホストが人気なのか等お店の雰囲気なども掴むことができるでしょう。
話をスムーズにする為にも、いくつかの質問を予め考えておくことをおすすめします。
※この時に他のホストを全く喋らない、不愛想過ぎると、コミュニケーションの部分で不安に思われ、
面接に落ちることがあるので最低限のコミュニケーションを取ることをおすすめします。
テーブルマナーをするかどうかはお店次第
最近ではテーブルマナーを教えるお店も少なくなってきています。
理由としてはテーブルマナーは入ってからでも十分に教えることができるので、従業員と仲良くなって欲しいと考えているお店が増えてきているからです。
ただ、お店が暇なとき・やることがない場合は「テーブルマナー」を1時間ぐらい研修を受けることがあります。
基本的には入店後にしっかり学ぶポイントなので、ここでは上手、下手はどうでもいいというのが正直なところです。
未経験者にとってはホストの雰囲気を掴むことができるのではないでしょうか?
お店によっては接客に着くことも
面接時から常識・礼儀があり、やる気が感じられる男性は、
お店側もお客様に失礼がないと判断し、暇があれば席に着いて雰囲気を掴ませてもらえることがあります。
どんな雰囲気で接客をしているかを知るためには良いきっかけになるでしょう。
ホスト体験入店は興味のあるお店だけがおすすめ
ホストの体験入店はできるだけ絞ったほうが良いでしょう。
多くても3店舗ぐらいに絞って行くことがおすすめです。
正直言うと、ホストクラブによって良いところ、悪いところは必ずあります。
メリット・デメリットは常に表裏一体だからです。
- 楽だけど、稼げない
- 厳しいけど、稼げる
- 稼げるまではしんどいが、稼げると楽
- チャンスが平等にあるお店
- 売れればチャンスを多くくれるお店
- 歩合は高いけど、基本給が安いなど
不動産の物件のように必ずしも100%良いお店は存在しません。何を求めるかを明確にした上で店舗選びをするのがおすすめです。
ホスト体験入店で見極めるべきポイントとは?
お店選びで明確に1点重要な要素があります。
それは「付いていきたいと思える人が見つかるかどうか」です。
全員のキャストと話をするのが難しいのですが、その中でも「ホストとしてしっかり働いている人」を観察するようにしましょう。
ホストクラブは最終的に「人」で決まります。
お店の経営者、先輩ホストを見ればあなたに合うかどうか、働くべきお店かどうかの判断ができるでしょう。
あなたが付いていきたいと思える人が働いていればお店を決定しても後悔しないはずです。
ホストクラブは怖い?未経験者が勘違いしていること5選
ホストクラブは怖い
ホストクラブ=暴力があると思っている方もいるでしょう。
しかし今現在ホストクラブで暴力があるお店は皆無に等しいです。
暴力をすれば10万円以上の罰金制度を設けているお店も増えています。
有名店で働くほうが良い
有名店の良さもあれば悪い点もあります。
有名店は、売れっ子ホストが多数在籍しており、掴めるチャンスのタイミングを逃すとホストとして芽がでることなく
ドロップアウトしてしまうことも。
トータルバランスでお店の良し悪しを判断することがおすすめです。
やる気があれば稼げると思っている
やる気だけでは稼げません。売れているホストは、プライベートの時間を割いてまでホストとして働いています。
お店が良ければ稼げると思っている
どんなお店でも働く人が100%売れるお店は存在しません。
お店選び以上にあなたのやる気、行動力、継続力が大切です
離職率がかなり高い職業なのでまずは続けることから始めましょう。
毎月安定的に稼いでいるホストも必ず「辛い時期」を乗り越えています。
新規顧客が多いお店が100%良いと思っている
新規顧客が多くても在籍ホストが多ければチャンスの数が少なくなります。
新規顧客は自分で外から呼ぶ力を付ければ必要ではありません。
お店選びの指標にはなりますが、最重要項目ではありません。
売れるためには貪欲になろう
新人時代から貪欲になることがおすすめです。
ホストは現役で働ける期間は長くありません。
新人時代に苦労をすることも大切ですが、3ヵ月以内でお客様を掴んで、半年後には歩合でしっかりと稼ぐ気持ちを持って臨むことがおすすめです。